監督:チャールズ・ストーン三世
主演:ニック・キャノン
見た目は渋いが中身はナードなKさんにDVDをテキトーに見繕ってくれと頼んだ。その中の一本。
マーチングバンドを描いた青春映画で、見せたいのはマーチングシーンであり、ストーリーはオマケ。でも、そのオマケが酷過ぎる。恋愛や挫折といった王道ストーリーが実に説得力なく描かれている。
特に気になったのが、主人公の性格。
天賦の才能を持ちながらも生意気で身勝手な主人公がぬくぬくと成功してゆく様は日本人の反感を買うだろう。昔の日本の体育会系ノリのしごきに反抗するというのは、決して間違ったことを言ってるわけではない。実力世界ならなおさらだ。しかし、和と協調を尊ぶ日本人の目では、この主人公に共感することが出来ないのだ。かくいう私も全く惹かれなかった。
でも、天才的実力者というのは現実でもあんなもんだし、結局は見所がマーチングシーンだから、気にしないで見所だけ楽しめば良いと思う。そこだけは純粋に面白い。ドラマ部分に意識を傾けた人はご愁傷様。
ところで、変態的天才と苦悩する凡人を見事魅力的に描ききったアマデウスってつくづく偉大だなあ、と改めて思う。
2005年07月06日 映画感想 トラックバック:0 コメント:0
前回に増して更に千と千尋っぽくなった。
動きは大人しくなってきたが、それでも良く動く。
細かいところが良く動く。
かみちゅは喋る時にきちんと顎が動く。
私は基本的に萌えアニメを見ないのだが、
何故かっつうと動かないからだ。
萌えアニメでは止め絵がいかに美しいかがポイントとなる。
限られた予算の中で作る場合、一枚一枚の止め絵が重視される。
だから動かない。
ただでさえアニメはデフォルメされて記号化されているのに
表情さえもが記号化されたものに頼る結果となるのだ。
生気のない単なる動く綺麗な絵である。
同じリミテッドアニメでもアメリカのハンナバーベラの場合
直立して走ったり、ギャグアニメ特有のデフォルメが目立つが
瞬きだけはよくする。
こういう、さり気ない無意識の仕草が生き生きとしたキャラを生む。
日本のリミテッドアニメに見慣れると不自然に感じる描写こそ
実は人間臭さを生み出していることが多い。
どちらが良いかは一概に結論づけられないが、
私は顔が崩れるくらい豊かな表情に魅力を感じる。
2005年07月06日 雑記 トラックバック:0 コメント:0