2007年06月03日

若冲展

プライスコレクション他、昨年辺りから世間でブームの伊東若冲。
5月から京都相国寺の承天閣美術館で3週間という短い期間だが
「動植綵絵」「釈迦三尊像」の全33幅が一斉展示された。
動植綵絵っていうのは教科書でもお馴染みの群鶏図など、全部で30種類あって、
「釈迦三尊像」の3種と合わせてワンセットが本来の形。
もともとは若冲が相国寺に寄贈したものなんだけど、明治時代に皇室に献上されて、
それ以来、全てが揃うことは今日まで120年間なかったらしい。
相国寺ではわざわざ33幅を飾るために専用の美術館まで用意して
20数年前より里帰りを熱望していたのだが、それが遂に実現される運びとなった。
・・・というのが今までの流れ。
要は、本来あるべき場所に、本来あるべきモノが、(恐らく)本来あるべき形になった。
今までチマチマ小出しのものを鑑賞することは出来たし、今後もチマチマ観られるけど
こうやってまとめて観られる機会は極めてレアで、次があるのかどうか全く謎。
ウルトラファミリーとか歴代ライダー全員集合とかそういう次元じゃなくて
球場作って願ったらオールスターな夢が叶ったフィールド・オブ・ドリームズ的ミラクル。
実はかなり凄いことなのだ。
何を隠そう私も首を長くしてこの時が来るのをずっと待っていた。
・・・ということで、そろそろ長い前置きはやめにして本題に入る。

若冲展へ行ってきた。
若冲展
とにかく次にまた同じものが観られる機会が来る保障がない。
開催期間中に連休をとることは出来なかったので、日帰りで京都へ。
まあ自分に限らず待っていた人々が全国中から集まるわけで
更には最後の土日ということも手伝って、美術展ではありえないレベルで混んでいた。
待ち時間2時間半にウンザリしたが、33幅を一望して不満が一瞬で吹き飛んだ。
圧巻の一言。
もともと描きこみが細密で密度の濃い絵だから、まとめて並ぶとホント圧迫感が凄い。
とにかく今回はワンセットで鑑賞することに意義があるので
若冲の素晴らしさについてあーだこーだ熱く薀蓄は語らないけど
久々に良いモンを見せてもらった。
以下動植綵絵30幅の配置(中央正面奥の釈迦三尊像3幅は省略)
30幅配列
そして日帰りとはいえ時間はあるので今出川近辺をぶらり一人旅。
相国寺 晴明神社 平安
相国寺の法堂、近場の晴明神社、近場の平安女学院。
去年に京都に行った時と同じオチですみません。

最後に京の今日のグルメ。
若冲煎
若冲展の土産屋にあった若冲煎。
9枚1000円というボッタ・・な価格だがたまには話のタネにと購入。
表には若冲の落款、裏に金箔。
一口食べてみると和菓子独特の甘さが・・・煎餅なのに。
だから私は京菓子が苦手なのだ。

2007年06月03日 雑記 トラックバック:2 コメント:2